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2020年03月27日
eito271 間取りのお勉強シリーズ VOL.1
住宅会社のブログですから。
たまには住まいづくりのことについて綴ります( ..)φ
中津本社よりshinです(*’ω’*)
建築業に従事していなければ日頃見ることがあまりない「建築図面」。
図面の記号も何が何やら…という方も多いと思います。
そこで!
『間取りのおべんきょシリーズ』!
記念すべき第一回は…
【ドア(建具)】
についてちょこっと触れてみたいと思います。
さて。
平面図と呼ばれる間取りを記載した図面には、下記のようなマークが多く見受けられます。
こんな感じで図面には表記されます。
↓ ↓ ↓
間取り図を読み解くうえでポイントとなる扉(建具)の開き方を見てみましょう!
イラストで表すとこんな感じのドアは…
この図面の場合…
こう開きます!
一つ一つで見てみましょう!
こちらは「片開き戸」です。
イラストでは壁の奥(上)側にカーブがあります。
その場合は、カーブ側に扉が開きます。
下向きにカーブがある場合は、下向き(手前)に扉が開きます。
玄関や室内の扉など「片開き」の建具は多く採用されています。
手前・奥の開く方向と、左・右のどちらに開くか。
開く方向はしっかり押さえておきたいですね!
次に「両開き戸」。
片開きが左右にあるタイプで、片開き同様、カーブの向きに開きます。
室内では収納の扉などに使われていることが多いです。
次に「引き違い戸」。
イラストでは左向きに矢印がありますが、左右の扉は左右どちらにも動かせます。
和室の襖(フスマ)を思い浮かべたり、窓をイメージするとわかりやすいですね!
最後は「片引き戸」。
イラストの場合は右側に扉を開けることが出来ます。
片引き戸はドアの動かせる方向は片方のみです。
イラストは壁を凹ませて「引き込み」できる仕様になっています。
壁を凹ませずに扉を取り付ける「アウトセット」タイプもあります。
ドアを開けっぱなしにしておいても邪魔になりにくいので、
通ることが多く、開閉の必要が少ない箇所に採用すると特に便利です。
こちらは、『引き違い』の扉(建具)を『引き込み』できるようにしています。
壁の部分に扉を二枚とも入れてしまえるため、ドアがない状態で過ごせます。
ご紹介のドアの他にも収納の扉に採用されやすい「折れ戸」や、窓の「縦滑り出し」など多彩な扉があります。
ドア(建具)は開き方によって動線(家の中での移動の仕方)や家具の配置にも影響します。
見方がわかるだけでマイホームのイメージがより想像しやすくなるでしょう☆
果たして第二回があるのか…
『間取りのお勉強シリーズ VOL.2』にご期待ください!(*’ω’*)
さぁ、あなたも心の扉を開けて…
ドアの世界へ…
どうぞお入りください…
(ドアの話だけに)
(*’ω’*)
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